チームチョンマゲはFaceBookにも登録しているが、あのラジコン界の有名人の方から、国内外問わずラジコンユーザーの皆様まで幅広くFaceBook上では皆友達とばかりラジコンでの繋がりをさせてもらっている。
ラジコンの香りが強くすれば、友達申請させて頂くし、友達の申請頂いてもラジコン関連の投稿が多く見られる方は、国内外問わず来るもの拒まず承認している。(不躾な申請すみません汗)
繋がってるみなさまに感謝でござる!
という前置の中・・・
そんなある日・・・
海外からスパムかもしれない「メッセージ」が届いた
そんなこんなで、ラジコンの香りがすれば来るもの拒まず繋がっていると、よくわからない、特に海外からFaceBookのメッセンジャーにコメントやグループへの招待が届くことは、たまにある。
明らかに、おかしいものはその場でグループの退出や友達の解除等をするようにしているが、ある日、微妙なメッセージが届いた。よくわからないので、適当に返事していた。
Hi! RCチーム
いいね
ごきげんいかですか、サー?
いいね
あなたはいそがしいのか
まあまあ
実際のラジコンボーイとのやりとり1
ナイジェリア在住のラジコン大好き少年18歳
私は、仕事帰りに歯医者にいくことになっていたので、その待ち時間がちょうど暇だったので、ちょっと会話してみることにした。いくつか会話を重ねているとこの謎の人物は・・・
私は、アブラハムといいます
ナイジェリアのイバダンに住んでいます
18歳で中卒です
ラジコンが趣味です
ということだった。実際プロフィールを見て見るとその通りの生年月日と居住地だった。
それがわかったので、軽くナイジェリアの「イバダン」を調べて見ることにした。
場所はこのあたり。
ウィキによると、ナイジェリアの南西部で人口は255万人なので日本の宮城県が約230万人程度なので同じくらい。
面積は約3000㎢なので、宮城の半分以下で鳥取県くらいの大きさという感じ。
ナイジェリアの中では三番目に大きい都市ということで日本でいうと愛知県レベルになる。
それくらいかしか特徴はないのだが、特筆すべきはタレントの「ボビー・オロゴン」の出身地ということで、私は「アブラハム」の見た目はボビー風なんだろうと勝手に解釈することにした。
外務省のHPによるとナイジェリア自体治安が悪く、日本人は用事がない限り渡航するなという国になっていた。
このイバダンもナイジェリアの中ではましな方だったが、危険レベル2の「不要不急の渡航中止」エリアだった。ハードロックな場所にアブラハムは住んでいるようだ。
それにしても、こんなはるか遠くのラジコンボーイと繋がることができる今の世の中はすごいなと実感した。
実際のラジコンボーイとのやりとり2
私に何のようだ?と聞いて見た。するとアブラハムが唐突に質問をしてきた。
ラジコンカーでレースするのか?
私の楽しみだ。
ワオ!それ私の趣味です!
ということで、互いにラジコンが好きであることを確認し合うやりとりをいくつかした。
アブラハムは私のことをサー(Sir)と呼ぶ。毎回、OK Sir! Yes Sir!のように。
サー、サーと少し硬いので…
私のことはマゲと呼んでくれ
わかった、「アンクル マガ」と呼んでいいか?あなたの名前に尊敬を込めて。
アンクル(おじさん)がついたのに吹き出してしまったが笑
もちろんOKだ。マゲな。
イエッサー
だからサーッて使うなよ、ハハ
なんでだよ?それは、尊敬してないみたいで嫌だ。
めんどくさくなったので好きにさせることにした。
実際のラジコンボーイとのやりとり3
いずれせよ、ラジコンが好きならもう友達同然だ。するとアブラハムがこう切り出した。
あなたのラジコンカーを見せてもらうことはできるか?
ということだったので、スマホに保存してある何枚かのラジコンの写真を添付してみた。
かなり、気に入ってくれているようで、嬉しかった。するとアブラハムはこう切り出した。
僕の車も見てもらってもいいか?たった一つしかないけど。
狂おしいほどに、愛おしいラジコン愛好家だった
私は、当然もちろんだと答えた。
どんな海外のラジコンユーザーはTraxxas(トラクサス)だったり、HPIやAXIAL(アキシャル)だったり、いかつめのGP(エンジン)カーだったりするので、楽しみに投稿を待っていた。
[AXIAL SCX10 2]
こんなやつだろうなぁ
ちなみにナイジェリアは通信環境があまり良くないのか、メッセンジャーのやりとりも少々タイムラグがあり、やや会話が噛み合いにくいときがあったり、時間軸がずれたりした。
特に画像を貼り付けるとやや送受信に時間がかかる。
待つこと少々・・・
送られてきた画像を見て、目を疑ったが、内容が理解できてくると同時に、
私が「アブラハムに一気に親近感が湧いしまった瞬間」になった。
大公開!アブラハムの情熱的なラジコン!
なんと!オールハンドメイドのラジコン!?だった!
ボディがダンボールじゃないかっ!!
そしてアブラハムは言う。
僕のラジコンはまだ完成していない
たしかに、これで完成だと言われたら、反応に困る。
カードボードで作った椅子をつけている
おそらくボディの裏の様子
良く見るとリアにミニ四駆サイズのモーターが左右にひとつづつ付いているようだ・・・
車体からライン(電線)がヒョロッと出ているところを見ると、
これは無線で動く「Radio-Control-Car」ではなく、
有線で動く「Remote-Control-Car」なのだろうと推測される。
いうなれば、ミニ四駆の電池が手元にあって、それが車と電線で繋がれた「犬の散歩」形式のRC-CARである。
加えて、謎の文字「GOD WORK」
「神の仕事」???
奥深すぎるぞ、アブラハム!
アブラハム!君は最高だ!
もの作りの楽しみ方のまさに原点!
実際のラジコンボーイとのやりとり4
いずれにせよ、私はアブラハムのラジコンに対する情熱に敬意を表さずにはいられない衝動にかられた。
まだ、現在進行形でアブラハムとのやりとりは続いている。アブラハムが自分のラジコンを私に見せたのには実は理由あった。その理由とその後の展開はまた後日、記述しようと思う。
最後に、一言だけ。
世界のラジコンボーイにここまでの情熱を与えるラジコンはただただ尊い!
チョンマゲ!
私自身のラジコンの情熱の炎の着火点はこちらから