最近、ミニ四駆でもちょっと遊んでいるラジコン侍のチョンマゲでござる!
ミニ四駆も奥深いよな・・・
ミニ四駆を簡単にラジコン化ラジポンダッシュの紹介
ミニ四駆とラジコン侍
ミニ四駆は様々な曲線や起伏を描いた一本道のコースをより速くゴールしたものが優勝!というとてもシンプルな競技。
言ってしまえばそれ以上でもなくそれ以下でもないものの、じゃあ、単純に速くしたらいいじゃん?ってわけでもなくて、そうするとコースアウトしてまうので、様々な改造(ギミック)や、セッティングを駆使して、コースアウトしないようにでも速く限界を追求!
加えて見た目にもこだわって、スタイル全体を競う奥深いもので、沼は底無し!
最近、最狂のミニ四駆GPに参加してきてさらに実感しました。
13%by EVILWIRE 参戦紹介ダイジェスト動画
ミニ四駆そのものの話はこれくらいにして・・・ラジコンをやっている人なら・・・
ミニ四駆をラジコン化できないかな?と、一度は考えてみたことはありませんか?
私は、何度もあります。そして何度も妄想で終わってます。
理由は、シンプル。
極めて難易度が高すぎるから・・・
ただでさえ、ラジコンは機構が複雑で、モーター以外に送受信機やESC、サーボ・・・など搭載すべきメカ類の多さとそれにともない、加工・改造するには物理的にサイズが小さい!
小さいラジコンなら京商ミニッツ(KYOSHO MINIZ)でいいじゃん?
と言われればそれまでですが・・・
違うんです・・・それは違うんでござるよ・・・
「ミニ四駆」をラジコンにしたいんでござる!
そもそもミニ四駆のスケールは1/32でミニッツの1/27よりも小さいし・・・
幼少の頃から慣れ親しんだ、あの「ミニ四駆」を手元の操作で自由に走り回りたい!
それがしたいんです。
もちろん、その夢を追求している先人の勇者はたくさんいます。
どれこれも、不断の研究と高度な技術の結果、なんとか実現をされているものがほとんどです。
たとえばこれ・・・
いや!絶対!マネできねーし!!涙
ということで、妄想の時点で心が折れて、構想にいたることもありませんでした。
それを紛らわせるためにギリミニ四駆でやった工作
もう、恋なんてしない♪
ではありませんが、
もう、ラジコン化なんてしない♪
そう思って月日がたちました・・・
そして、ある日、こんなのを発見してしまいました・・・
《あの》車模型を”ラジコン化”できちゃう【ラジポンダッシュ!!】
以下より引用
CAMP-FIREというクラウドファインディングのサイトで、まさにミニ四駆を「簡単に」ラジコン化させるパーツを企画・制作するというプロジェクトが!ミニ四駆と明記していないのは商標の問題か何かかと思います(知らんけど)
おおおおおおおおおおお、これだよ!これ!
心の中で叫びました。
どうやら、送信機はスマホのアプリを使って、サーボ付きのステアリングのパーツと受信機とESCが一体となったパーツでモーターはミニ四駆のものをそのまま使用する仕組みのようです。
このラジポンダッシュの特長を簡単に説明
- スマホアプリでWiFi通信で操作する
- 複数台で走らせても混線しない
- 対応するシャーシはMAシャーシのみ
- そして何より、楽しく簡単取り付け!
もうこれは手に入れるしかありません。
ですが・・・
クラウドファインディングは終了しているので、応援してリターンでゲットしたくとも、もう終了してます。
速攻でネットサーフィン波乗り侍&サイバー検索侍で見つけました。
ありましたよ!
もうラジコン化しないなんて、言わないよ絶対!!
ラジポンダッシュ!はYahooショッピングで購入できる
※2020年9月1日より販売開始となっています。
速攻で予約注文をしました。
2021年9月1日発送、心待ちに待ちました。
せっかちなので、準備できることはしようと思って、まずは!
ラジポンドライバー「アプリ」をダウンロード
次に・・・
ラジコン化のベースとなる、ミニ四駆のMAシャーシ!
AmazonでMAシャーシを検索をしました。どれもこれもどれがいいのか悩ましいなと思いながら、これにしました。YARIS WRC(笑)
でも、他にもかっこいいボディたくさんあるんだけど、MAシャーシと限定されるとあまり選択肢があるようのでないなぁと思ったので、他につけれるボディがないか?をミニ四駆界で尊敬する先輩の一人「コアラプター」さんに聞いてみることにしました。
※コアラプターさんについてのブログ記事
MAシャーシには他のシャーシのボディもつけられるでござるか?
ミニ四駆PROって シリーズなら MA、MS ボディは基本的に ポン付出来るはずコアよ!
ということは・・・ホットショットもいける!?
いけるコアよ。というよりミニ四駆はつけたいボディがあれば頑張ってつければよいコアよ!
は!そうでござった!ラジコン魂でも「出会った瞬間即合体、やりたい思った瞬間即完成」ということを強く信じて実行していた、拙者が・・・愚問を!!面目ないでござる!
やっと気づいたコアな!では、マッドブルのボディがあまってるからおくってあげるコアよ!
あ、ありがたき幸せにござるぅ!
コアラさん、他にも色々と詰め合わせありがとうございました。
というわけで早速ホットショットも手配!
勢いあまって何故か2台買ってしまいました。
ほんと、ミニ四駆ってラジコンに比べて安いなぁ、最高です。(沼の入口)
ラジポンダッシュの中身を紹介!
久々に到着を心待ちにしました。もちろん欲しいものが届くのを待つのは楽しいことですが、このラジポンダッシュはどんなものか本当に想像がつきにくいものなので、実際に手にとって見てみたいという気持ちの昂りが半端いです。
待つこと数週間・・・ついに 【ラジポンダッシュ】 が到着しました!
中身はこんな感じです。
取扱説明書、3Dプリンタで制作されたと思われる樹脂パーツ、ネジ・ビス類、そしてESC、サーボのメカ類とシンプルな中身になっています。
組み立て説明書はここからダウンロードできます。機構に興味のあるひとはみてみてください。
ラジポンダッシュ組み立て!
早速、制作に入ります。
まずはフロントのステアリング部分
こんな感じで、当然ながらよくあるラジコンのステアリング部分とほぼ同じつくりになってます。
次に・・・
MAシャーシで使う部分だけにする
これが説明書ではわかりにくく、どこまで必要なのかを想像と構造で理解していく必要があるのですが、結果この写真の状態でラジポンダッシュのパーツを組み込んでいきます。
モーターの取り付け
モーターはキット標準のノーマルモーターを利用することが注意としてあります。速く走らせたいところですが、ESCが熱に耐えれなくなって故障する可能性があるのだと思います。
注意する点はフレキから回路のフィルムが断線する可能性があるので「絶対に折り曲げないこと」
フロント部分の取り付け
お、だいぶんそれっぽくなってきました。フロントのステアリングを考えるとトレッド幅がかなり長くなってしまってますが、いたしかないでしょう。
メカ類の装着
このあたりがデリケートゾーンなので、一番緊張します。
ESCにはモーターの接続と合わせて電源の供給のための接続と、フロントステアリングのサーボの接続になります。丁寧に対応すればなんら難しいものではありませんでした。
組み込みが一旦完成!
こんな感じで、ラジポンダッシュ自体の組み込みが完成しました。
電源ONで赤色のLEDが点灯します。大丈夫そうです。
でも・・・
ひとつだけとても嫌な予感が・・・
ボディがつかないんじゃないか・・・
イキってMAシャーシにつけることができると張り切って購入した、ホットショットのボディは、
このパーツ類が干渉して絶対に無理な香りがしてきました。
おそるおそるフィッティング・・・
全然無理です!笑
失敗も含めてイキって買った
2台のホットショットーーーー涙(この目的においてはほぼ無駄)
くぅ、だけど!そもそものヤリスのボディも危ないんじゃないか・・・・?
悪い予感は的中しました。
ヤリスのボディは比較的、余裕がありそうでしたが、フロント部分が干渉してうまくつけることができませんでした。
しかし!
何が干渉しているのかを観察すると、簡単な加工で装着可能な範疇だとわかりました。
BEFORE
AFTER
そぎ落とし口が雑ですが、取り急ぎこれで装着してみました。
ラジポンダッシュにボディ装着!
装着できました。
フロント部分も手で稼働させてみましたが、ほとんど干渉せず抵抗がない状態にできました。デカールも塗装も何もしてない状態でしたが、若干削るなどの加工が必要なものの、とりあえずポン付けしやすいボディじゃないでしょうか。
ラジポンダッシュ試走!
ラジポンダッシュ電源ONの状態で、アプリからWIFI接続をします。
よくある、説明書通りに進めて普通の接続でそこまで戸惑うことはありませんでした。
おそるおそる、
スマホのアプリから前進!
そして、右に曲がる!
そして、左に曲がる!
やった!
バック!バック!バック!?バック???
バックしない!
なぜ?なぜ?
そういう仕様なのか?
いやいや前後に走ると書いてある。
不良品なのか?
ちょっとまってくれ!
仮にそうだとしても、問い合わせて、メーカーから返答があって、
原因が判明するまでやりとりをして、修理とか、交換とかになっても
また1、2週間はかかる・・・
勘弁してくれ、それだけは!
販売元に問い合わせメールをしつつ・・・とりあえず、不良品とメカを疑う前に他の可能性を探ってみないと・・・
まず、電池!電池を充電満タンのNEOCHAMPに交換!
ラジコンでも充電が少ないとまずバックの反応がわるくなるから
いや・・・バックしない!
くぅ・・・・・涙
接触が悪い!
フレキとモーターの接合点が弱いかもだ!
一旦、分解して組み直し!
・・・20分経過・・・
これでだめなら初期不良品かなぁ??
おそるおそる、
スマホのアプリから前進!
そして、右に曲がる!
そして、左に曲がる!
これはOK・・・
バック!バック!バック!?バック???
バックした!!!
単純に、フレキケーブルとモーターと電池の接触が悪かっただけのようです。
とくにかく、バックしてよかった。
操作アプリ ラジポンドライバー
他にも、アプリからこのような設定でできます。
ユニークなのは、JoyStickモードと走行音と振動ww
ラジポンダッシュ組立から試走の動画
制作の様子や、実際の試走や走行の様子を動画でまとめています。
ラジポンダッシュまとめ
良いところ
- しっかりミニ四駆をラジコン化できている
- 組み立ては確かに簡単!
- アプリの操作も簡単!で走らせるまで時間がかからない
この3点は、ミニ四駆をラジコン化したいという前提においてとても大事なことなので、そこをクリアできているのは素晴らしいと思います。
ちょっと微妙なところ
- ボディをつけない前提の設計になっている
- しかたないが、フロントのトレッド幅がリアより長い
- フロントのホイールが一択
- スマホでの操作はちょっと慣れないとかなり難しい
シャーシにパーツをポン付でラジコンにはなってますが、あくまでやりたいのはあのミニ四駆の見た目のままラジコンにすること、なので、ボディはつけたい。そして、人に見せた時に、「ああ、ミニ四駆だねー」「え?これラジコン!」これが、ラジコン化する上で一番自他ともに感動したいことなので、このあたりは進化するなら期待したいところです。操作は・・・慣れるしかないのと、フラットで広い場所だとかなり楽しめえると思います。
自分でなんとかできそうなところ
- ボディをつけたいなら加工すればよいかも
- ホイールも着色すればよい
- リアのトレッド幅を広げれば前後均等にできるかも
今回、ヤリスのボディの干渉点を削ればなんとかつけることができたので、他にも加工すればつけれるボディはありそうです。MAシャーシのボディにも拘らず、パーツをベースにメカが収まるようにカスタムしていくのを今後の楽しみととらえれば、今回の弱点を逆手にとって遊んでいきたいと思います。
「やりたい思った瞬間即完成」の心にござる!
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ミニッツバギー!